ベビーカーOK!高尾山で楽しむ子連れ登山ガイド【都内から電車で行ける】

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子どもを思いっきり走り回らせたい暴君ママです。
自然を感じる場所で、のびのび遊んでくれたら嬉しいですよね。

今回のおすすめスポットは、都内から電車で行ける高尾山
「登山」と聞くと子連れとは相性が悪いイメージですが、実は高尾山はベビーカーでも登頂可能。
ケーブルカーや整備された遊歩道があり、小さな子どもがいても楽しめます。

この記事では、ベビーカーでのおすすめルートや、小さな子供も安心して過ごせる情報などをまとめてお伝えします。

ぜひ子連れ登山の参考にして下さいね♪

目次

高尾山の基本情報

紅葉の高尾山

基本情報

高尾山
所在地 :京王線「高尾山口駅」すぐ
アクセス:新宿駅から約50分(京王線直通、もしくはJR中央線で高尾駅から京王線に乗り換え)
標高:599m

高尾山は、東京都八王子市にある、標高599mの比較的低めの山です。
新宿駅から約50分と、都心からのアクセスも良く、気軽に“登山気分”を味わえるのが魅力の1つ。

さらにミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得しており、国内外から年間300万人以上が訪れる人気スポット。整備された登山道や設備のおかげで、登山初心者のみならず、子供が一緒でも無理なく挑戦できます。

暴君ママ

中央線利用で、都内からもアクセスしやすいです。
高尾駅にて京王線に乗り換えると、最寄りの「高尾山口駅」に到着します。

パパ

注意点として高尾駅での乗り換えには、エレベーターがありません

何歳からチャレンジできる?

抱っこ紐も活用!

高尾山は整備されている道が多いので、よちよち歩きを始めた0歳・1歳から挑戦が可能です。
しかし、全てを子供の足で登るのは難しいので、ベビーカーor抱っこ紐を活用したうえで登ったほうが良いでしょう。

注意点として、高尾山には芝生エリアなどのハイハイ時期の子供を解放できる場所はあまりありません。(山道は危ないですし・・・)
自分で歩けない子供を連れて行くのは、楽しみが減ってしまうかなと思います。

また、整備されているとは言え山ではあるのでワンオペでのお出かけ先にはあまりおすすめしません。
親1人であれば、後述のふもとエリアで遊ぶのが楽しいですよ♪

ベビーカーで登頂するには?子連れのためのポイント

高尾山はなんとベビーカーでも登頂可能!
スムーズに登頂するためのコツをまとめてご紹介します。

下記の地図を覚えておくと、全体像が掴みやすいですよ。

高尾山地図
画像引用:公式サイト

ケーブルカーを活用する

高尾山の中腹までは、「高尾登山電鉄」のケーブルカーが利用できます。
このケーブルカーが、子連れ登山の救世主!

スタート地点から標高472mの「高尾山駅」までを約6分で結んでおり、かなりの急勾配をぐんぐん登ってくれるので、登頂のハードルが一気に下がります。

ケーブルカーを降りた先の1号路は舗装された道が続くため、ベビーカーでも無理なく押して登れます。山ではあるので、坂道はありますが、途中までは凸凹道もなく、スムーズに進むことが可能です。

ベビーカーでケーブルカーに乗る時の注意点

ケーブルカー入口
  • 乗車場所はリフト後方を選ぶ
  • エレベーターがあるが、階段は0ではない
  • 混雑時以外は、畳まなくても乗車可能

ベビーカー利用の際は、リフトの後方に乗ると比較的広いスペースがあり、エレベーターまでの導線もスムーズです。
ただしエレベーターはあるものの、乗車の際には数段の階段を登る必要がありました

また、ベビーカーはそのまま乗車することが可能
紅葉のハイシーズンに訪問した際も、特に畳むように指示はなく、複数のベビーカーが乗り合っていました。

ケーブルカーの料金と運行時間

運行時間:8:00~17:45(季節により変動あり)
運行間隔:15分〜20分おき(混雑時は増便されることも)
料金(往復)
 - 大人:950円(片道490円)
 - 小児:480円(片道250円)
 ※未就学児は、大人1人につき1人まで無料

ケーブルカーに乗るには、切符を購入する、もしくはタッチ決済で乗車する必要があります。
タッチ決済を利用すると、切符の列に並ばずに、ケーブルカーの乗車列に1度並ぶだけで済むのでおすすめです。

しかし、以下のポイントを押さえておいてください。

  • クレジットカードやスマホに設定されたタッチ決済が利用可能
  • カード1枚につき、1名のみ利用可能(1枚のカードで複数人のタッチ決済不可)
  • SuicaやPASMOのタッチは利用不可(発券機でのみ利用可能)

念のため、タッチ決済可能なクレジットカードを複数枚用意していくことをおすすめします。

暴君ママ

特にハイシーズンは、並ぶ列が1つで済むとだいぶ時間の節約になります。
名義は関係ないので、タッチできるクレカを複数用意しておくと楽ですよ。

1号路(表参道コース)がおすすめ

歩き疲れた娘

高尾山には複数の登山ルートがありますが、子連れで安心して歩けるのは「1号路(表参道コース)」です。

1号路は、山麓から薬王院を経由して山頂へ向かう王道ルート。
道はほとんどが舗装されており、傾斜も比較的ゆるやか。ファミリーや登山初心者にも人気のコースです。

男坂・女坂は女坂を選択

ケーブルカーを降り、浄心門を過ぎたあたりに分かれ道が現れます。
男坂・女坂に分かれていますが、男坂は急な階段。ベビーカーであれば必ず女坂を選びましょう。

暴君ママ

女坂はなだらかとはいえ、ベビーカーを押すとそこそこきつく感じます。
子どもを歩かせるのであれば坂が終わってからが安心です。

パパ

子連れに優しいとはいえ、「」であることは確かなのです。

薬王院への道は迂回路を選択

薬王院までもう一息!

1号路の途中にある名所薬王院に至ると、再び階段が増えてきます。ここで活用したいのがベビーカーも通れる迂回路

薬王院の裏手から伸びる舗装道があり、少し遠回りにはなりますが、階段を避けてそのまま薬王院に入れます。

薬王院に着くと、出店やベンチ、天狗のオブジェなどがあるのでここで一度休憩を挟んでも良いでしょう。

薬王院から山頂に向かうなら砂利道は不可避

この薬王院を越え、山頂に向かっていくのであれば、砂利道をベビーカーで押すことは避けられません

登頂は魅力的なのですが、難易度が一気に上がるので薬王院をゴールとして楽しむのもありかなと思います。

暴君ママ

薬王院を越え、山頂に向かうのであれば30分程度の登山の覚悟が必要です。

オムツ替えや離乳食・授乳スペースは少ない

オムツ

子連れにネックなマイナスポイントとして、高尾山に入ると、オムツ替えや授乳ができる正式なスペースはほとんどありません。

飲食はどこでも可能なので、離乳食もしくはミルク+お湯を用意しておいたほうが良いでしょう。

登山前の駅でオムツ替えを済ませることはできますが、高尾山にオムツ替えのスペースはなく、我が家はトイレの片隅でオムツ替えを行いました。

子連れ高尾山の実体験レポート

さてここからは、暴君ママが実際に高尾山に遊びに行った時のレポートをお届けします。

実は高尾山は我が家のお気に入りお出かけスポット!
紅葉のハイシーズンを含め、何回も遊びに行っています♪

ハイシーズンのケーブルカーは早朝がオススメ

ケーブルカーからの景色

ハイシーズンのケーブルカーは長蛇の列ができます。

例えば、我が家が紅葉のシーズンの週末に遊びに行った際には、8時代でも20分待ち9時になると1時間以上の列が出来ていました。

下りのケーブルカーにも、13時前後には乗れていることが理想。この時点で20分程度の待ち時間でした。

ちなみに紅葉シーズン以外は比較的余裕があり、特に列ができる様子はありませんでした。

パパ

1時間待つなら、自力で登山した方が早い場合もあります。。
ベビーカーがなければ、もう少し早いリフトの利用もできますよ!

1歳児でも、意外と自分の足で登れます

子どもが歩いていると、みんなが応援してくれます。笑

登山道を1歳児が歩けるの?と思うかもしれませんが、高尾山は舗装されている道が多いです。

ベビーカーから降ろすのであれば、ケーブルカーで中腹まで行き、女坂を超えた後がおすすめ。
特に薬王院への道は、危険なエリアもなく安心してお散歩ができます。

年齢によっては、ベビーカーではなく抱っこ紐+徒歩で登る選択肢も出てくるでしょう。

我が家で愛用のヒップシートはコチラ

高尾山さる園は休憩にもなり楽しい

猿と見つめ合う娘

料金:大人420円・子ども210円(3歳以上)
※公演は別料金

ケーブルカーを降りてから、薬王院までの道のりにあるのがさる園
小さなスポットですが、ベンチやトイレもあり休憩がてら入るのにちょうど良いです。

ちなみにこちらでは、不定期で公演が行われています。
我が家が訪問した際は、3組しかお客さんがおらず、かなり近くでショーを見られて良い経験になりました。笑

むちゅめ

さる園では、エサやり体験もできて楽しかったよ!!

実は登らなくても楽しい高尾山

「登山はまだちょっと不安…」「行ってみたら混み過ぎてて諦めそう」という時は、ふもとエリアで緩く遊ぶのもおすすめ!
実は高尾山、登らなくても十分楽しめるスポットがたくさんあるんです♪

ふもとエリアで遊ぶだけでも楽しい

駅すぐの河原でお花見

高尾山の登山口周辺は、観光地ならではの賑わいがあって歩いているだけでも楽しいエリア。
お土産屋さん軽食が楽しめるお店が並び、ちょっとした食べ歩きも可能です。

高尾山口駅を降りたらすぐの河原で、お弁当や出店のお餅を食べている家族も!
我が家も、ピクニック気分でよく利用しています。

少し歩くと、小さなお地蔵さまや可愛いモチーフの看板があって、ちょっとした“映えスポット”もちらほら♪登らずにここだけで遊んで、帰りにお団子でも買って帰る…なんて遊び方もできます。

足湯も楽しめる FuMotoYa

穴場なのか空いていました

営業時間:10:00〜17:00(不定休あり)
足湯利用料:大人350円/子ども(3歳〜小学生)200円
→店内飲食で無料

ちょっと歩き疲れたら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「FuMotoYa(ふもとや)」さん。

一見普通のレストランなのですが、テラスに足湯が付いていて、食事をするとなんと無料で利用ができます。
また、大人が前菜ビュッフェを利用すると、小学生以下の子供も無料になるなど子連れに嬉しいポイントもたくさん!

娘はこのお店で高尾山限定のプリンをおいしそうに食べていました。

TAKAO599MUSEUM

営業時間:8:00〜17:00(年中無休)
入館料:無料!(一部有料イベントあり)
トイレ・オムツ替え台あり

高尾山の自然や動植物について、楽しく学べる施設が「TAKAO 599 MUSEUM(タカオ ゴーキューキュー ミュージアム)」です。

2015年にオープンした、比較的新しく綺麗な施設で、館内にはハイハイ期の赤ちゃんでも動きやすい広々スペースがあります。

天気が悪い日の選択肢としても、オススメですよ!

まとめ

薬王院を1つのゴールに!

高尾山は、都内から電車で行くこともできる、子連れにおすすめのアウトドアスポットです。

ハードルが高いと思われがちな登山ですが、ケーブルカーや舗装路を活用すればベビーカーでも十分楽しめます。
山頂まで行かなくても、遊べるスポットが多いのも嬉しいポイントですね!

大自然の中の山なので、都会程快適というわけにはいきませんが、自然の中でのびのび過ごす経験は唯一無二!

事前情報をしっかり押さえ、楽しい登山デビューをしてください♪

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この記事を書いた人

0歳の子供を育てる新米ワーママ。
旦那にキレ散らかしながらも、楽しい家庭を作るべく奮闘中。
ぷにぷにむちむちガールのむちゅめを必死に育てています。
旅行と写真とむちゅめ(と旦那)が大好き。

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